どっしりふわふわ。

仕事でばたばたしてましたが久し振りに早く帰ってきたので溜まっていた良作を一気に拝見。べ、別に先日の記事で外しまくって切腹してたわけじゃないんだからねっ!
で、そんな風に新作を追っかけていたらTwitterで婿固めさんがこんな呟きをしてたのにひかれて両方のPさんの新作を拝見してみました。

versusP ◆ひとり1daym@ster Yukiho et al. vs The Go! Team 『Doing It Right』

昔のversusPを思い出すような原点ぽい作品に感じました。versusPのダンスシンクロってのは何というか、地に足がついていると言うか、どっしりしてると言う感じなんですよね。このシンクロは処女作から一貫しているわけで、



こう処女作から6作、12作と連続で見てもその芯は全く変わっていないのが良く解ります。このごっつい足場があるからこそ、あの『Under Pressure』のようにそこから踏み込んでくる作品が出来てしまうんですなぁ。


で、本来なら比較するものでもないのですが、versusPリスペクトのツークンPの新作。

ツークンP アイドルマスター 春香 「Show Business」

いやー素敵。めちゃくちゃ自分好みなんですよ。この鮮やかな高揚感。曲にふわふわと羽衣を纏わせるように乗せてくるシンクロはまさに快感ですね。色調やタイポはversusP調でリスペクトな感じも良く解ります。でも婿固めさんがおっしゃるようにシンクロとしてはversusPとはまた異なる素敵さがありますよね。良い意味で軽い。まあタイトルみたいにどっしりとふわふわ、な感じが対照にしてみてとても面白かったんです。この軽やかさはこちらの旧作を見ていただくとまた一層感じられると思います。

この違いを婿固めさんは「波を掴むのと波に乗るの」と表されましたが成る程と膝を叩くヒトコトではあります。
そんな好対照のような作風でありながら、でも大きく影響されながら、こんな良作が生まれてくる。本当に素敵な事ですね。

こんな事がまたニコマスを見るのを楽しくさせてくれるなあと、実にしみじみした夜でした。