今日のマイリスト

あまりの良作に脊髄反射。それがメモ書きライフの味。

versusP アイドルマスター 春香さん達 vs DaftPunk 『電影国家 〜ALIVE 2007』

出だしから既に見る者を捉えて離さない力を感じるのは、借り物Pでありながら素材を最大限に利用して飽きさせない作品作りを、と言う真摯な目一杯さを毎回の作品からひしひしと感じるversusPならではではないでしょうか。そして一貫した春香プロデューサーであるこだわりから来る、中盤から終盤でのアップカットで捉える春香の表情の素晴らしさはまさに揺るぎないものです。2:05-は得意の画面分割構成にさらに趣向を加え、音いじりのマッシュアップまでしてのけると言うサービスっぷり。ラストの微笑む口元にカメラを合わせてフレームを狭くする演出などゾクっとさせるではありませんか。
1作品1作品毎に作品の厚みを重ねていく着実な進化は追いかけていてとても嬉しいですし、楽しいです。この作品は伸びるべき。

つかさP アイドルマスター/Love Story/主に伊織と真

うしわかP来たりなばつかさP遠からじ。うしわかPの新作から一夜明け、同じ10月デビューで、しかも処女作からハイクオリティな作品を連発してファンを魅了するつかさPの新作が届きました。
作風である淡いパステル調の全体的な雰囲気はそのままに、歌詞に合わせた紙芝居のような、目にも鮮やかな目新しい演出。大画面から小画面への移り変わりによるメリハリ、モノクロの静止状態からカラーでモーションに入る静と動の演出によるメリハリ。計算されつくした演出とそれを支える全編を通した抜きでのダンスシンクロ、リップシンクロの見事さ。ラストににんまりさせる逆再生まで、まさに一つの作品として研ぎ澄まされています。素晴らしいの一言です。まさにPとしての作風をそのままに新鮮な風を吹き込んでくる正統進化。このPさんもこの先、何処まで行くのか、本当に楽しみなPさんですね。


連夜でうしわかP、versusP、つかさPとここまでティンと来る作品を見られようとは!今夜は良い夢が見られそうです。