イベント じっくり語り語られてみよう。 No.25: 「アンダースタンド」 千早  - 音P -

イベント 『じっくり語り語られてみよう』に参加し,作品について語っています.作品へのネガティブな表記・ネタばれを含む場合がありますが,イベントの趣旨に乗った上での記述とご理解ください.他の方の語り記事一覧 → 『No.25: 「アンダースタンド」 千早

以下格納


【語り視点の注文】
あなたの千早はどういう存在ですか?
強い子でしょうか、弱い子でしょうか、可愛い子でしょうか?孤独でしょうか?
僕なりの千早像はあります。ただ、それは今の所「アイマス」内のです。
この作品では、コミュを使っている分、プレイされている方は自分の千早と感じられるのではないか。
その様に考えておりますが、反面この表現は僕の千早になります。
お聞きしたいのは、あなたの千早像とこの作品での千早像の差異。
それと、「アイマス」内の千早と「アイマス」以降のあなたの千早について。
作品に関する事であれば、どう感じたか、どうしたら更に良くなると考えるか?
大きなテーマになってしまうので、書きたい事を書いて下さればと思います。
どうか宜しくお願い致します。


ニコマスを見る立場として個人的にアイドル達に対するイメージについてあまり固定的なものを持っていない。のでこの作品で音Pが語りたい、そして語った千早の姿と個人的な千早のイメージとの差異、乖離は特に無かった。
家庭環境が齎した孤高。強さと表裏一体の弱さ、脆さ。そしてその彼女をプロデュースする。プロデューサーとアイドルとしての関係、そして一個人としての自分と千早の関係。思いは様々だ。
しかし、この作品は徹頭徹尾、音Pの千早に対する語りかけそのものだ。これからアイドルとしての道を歩んでいく千早と共に行き導く事を誓い、千早が千早である事を共に受け入れる事を願うそのメッセージ。とてもストレートで純な作品であり、見ているこちらとしてはどうにもあてられてしまう。
そう言う意味では音Pの作品の千早はあくまで音Pの千早であり、見ている側の自分は何と言うか音Pの千早をこれがうちの千早だよ、と見せ付けられているように感じる。これが差異と言うか乖離と言えば乖離だろうか。
これは個人的になんだけれど、whoPの美希もそうなのだが、あまりに作品に作者の想いの丈を込められると、どうもごちそうさま、と言う感じになる。ちょっと重いかな、と思う。嫉妬なのかな。こう言う感情は。
まあぶっちゃけて書いてみた訳だけれどもだからと言って創りたいと思った作品を創る事こそがニコマスのプロデューサーなのであるからそれはまたそれで良いし否定するつもりも全く無い事は解っていただきたい。
後は、音Pの千早作品は歌詞がかなり重要と言うか作品のキーになっている作品が多いように感じる。のであれば歌詞は欲しいなぁと思うのだが映像演出的にどうかと言うとどうかなぁとも思う。
してみるとVersusPやかきPのような字幕演出、歌詞タイポを導入してはどうかななどとも考えるのだがどうだろうか。大分見る方にも印象的で優しい作品になると思うのだけれど。
とにかく8作目みたいにシンプルなダンス作品も含めて今後にも大いに期待させていただきたいと思う。勝手ばかり書いたけれど、頑張ってくださいね、音P。