凄い作品とドキドキする作品との境界線。

ってどこかなー、と言うのが最近良く思う事。あまり結論を出したくない思いでもある。だって何時も、問答無用でドキドキしたいのだ。もの。

しょじょんP×お茶P アイドルマスター 「Rainbow st.」

所謂モーショングラフィックスとは何かと言えば『静止画像やロゴ、文字などのグラフィックデザインに音や動きを加えた動画』と言う事らしい。んで、その道での頂点を目指すしょじょんPとこれまた過去に『Sexx Laws』を創っているお茶Pとの合作が出来上がったと言う訳で、流石と言えば流石の出来栄えの作品なわけです。この作品でぐっと来るところと言えば間奏の1:10-1:31のキメまでのまさに中間山場でありますね。こう言った情報過多の動画の中でリズムセクションとダンス、静止画がびしっと合う部分の気持ち良さと言うのはTPTPの傑作『House Of Jealous Lovers』でのカウベルやハンドクラップの部分でもわかるように麻薬のような快感があります。機能美Pの舎利禮文とかもそうですかね。
つまりそこの快感がないとやっぱりドキドキは訪れないわけで。やはりモーショングラフィックスである以上、音、特に拍とのシンクロと言うのは事の他、重要なんでしょうね。まあ難しい事は抜きにしても、素晴らしく、そして見応えのある動画でした。★★

ツークンP アイドルマスター 「私のすべて」

ベースラインのくっきりとしたシンプルな楽曲に、ゆるやかなダンス、コミュシーン、アピールをふんだんに使ってこれまたシンプルにに仕上げてある。ド直球であるがゆえに愛らしさもシンプルに伝わってくる。実はこれが難しい。ツークンPはそのあたりのエッセンスを凝縮させるのが上手いんですよね。だから胸をつく。ドキドキする。結構同じところを見てるのかなぁとか不遜にも思ってしまいます。多分選曲もあるとは思うのだけれど、好きなPさんです。★
ちなみに過去作のお気に入りはこれ。

並(ならび)P 【Novelsm@ster】春風謳歌_ED

雪と戯れる春香さんが少し暖かく、そして少し切ない。雪の上で軽やかにステップを踏む春香さんを前に考えていたのはBUMPの「スノースマイル」に合わせたらどんなだろうかなぁなどと言う想いでした。

Point-to-PointP 『Treat Her Like A Lady』 / 2010淑女m@ster


こう言ってはなんですが、『Jezzebel』『中国の太鼓』『Who Let the Dogs Out』以来久々のPoint-to-PointP会心の一作。相変わらず曲の雰囲気にぐいと格好よくダンスを乗せて来てくれますね。透けm@sterじゃなくても、と言うコメもありますが、透けてるからこそダンスのみではなく身体の線まで舐めるように見られるわけでエロカッコイイの万歳なのでありますでしょう?
ちなみにマイリストによるとダンスPV系の作品はこれが最後との事・・・。勿体無いとは思いますが新境地に向けて頑張っていただきたいです。★



ペシャトリアP アイドルマスター CHiHAYA KiSARAGi 流星のナミダ

これは見事なまでに『PV』ですね。作風は違うんだけれどもなんとなくゆりあPを思い出してしまったのはこの『PV』と言うキーワードかな。何かこれも一里塚みたいな作品ですよね。ここに到達したかっていう。まだまだ行けるPさんだよなぁ、本当に。★

ぴんぼけP アイドルマスター 春香 「テレ東」

甘いコケティッシュな歌声に少し寂しげな春香さんのPVが良く似合っています。曲的に雪歩かなぁと思いましたがこうして見てみると繊細な明暗を演出出来る春香さんは実に似合ってますね。それにしてもぴんぼけPは茶太さんとかシンバルスとか相対性理論とか実に選曲がクリティカルなんですよねー。