三者三様。

島P [60minm@ster] a fact of life - Fact [music exchange!]

60minm@sterだからこそのこの前半1分に注力されたダンスシンクロのキレに斬られた。あくまでも画面は平面的だが、これがアイドルマスター本来のダンスであり、ダンスシンクロだ。本来ならここまでで充分にイイ。★

卓球P [150分くらいm@ster] Tabloid Pub Rock − DOPING PANDA [music exchange!]

しかしてこれである。徹頭徹尾、ロックである。ノリとキレ、ライブ会場を思わせるような跳ね回るような熱量。許容量のギリギリのラインで奔放で、伸びやか。ブレる一歩手前まで手を、脚を伸ばしている。だから戻るときにぐんっと引寄せられる。核があって、伸びて縮んでぐいと引寄せられる。素敵だ。★

怒首領蜂P アイドルマスター 伊織・美希・雪歩 「Everybody(Rudenko)」

0:06の伊織の腰の動きがこの動画の全てを予測させていると言って良い。卓球Pのドーパンと比べると尚更顕著になるが、蜂Pのこれは詰め込まれ統制され凝縮されたダンスシンクロに感じる。デジタル的な重低音。拍とフレームの枠の中で重苦しくも美しい絶妙のテンションとストレスの中で踊るカメラがアイドルと共に踊る。撫でる。切り取る。
開放と閉鎖、奔放と緊縮。勿論曲の影響も高いが、とかく卓球P作品を真ん中にしての対比がとても面白かった。★

三段階に昇って言ったような同時期に作られた三者三様のダンスシンクロ作品に改めて拍手。