VRF2日目。

さて、基本的に新作の感想だけを書くつもりでしたが、2960Pパートがあまりにも衝撃的で、素晴らしかったので少し。東京事変のメドレーとして統一され繋がれたこのパートは完全に30分のメドレー作品でした。これを各パート単品で見られるように公開してくれた2960Pには感謝にたえません。特に統一された歌詞タイポグラフィの存在はこの一連の動画を繋ぐ絆でした。この構成力が齎してくれた素晴らしい30分にスタンディングオベイションを贈りたい。特に能、命から閃の繋ぎは真面目に泣きました。本当に素晴らしかったです。
そして、しちやんワールドは5分でも30分でも揺るぎなくしちやんワールドでしたw

2960P 生〜戦〜能〜命〜閃〜余興





「生」はイントロデュース。それは予兆であり、ラストの数瞬で次からの中核部へバトンを渡す存在。「戦」はヘビーでじりじりと腕を伸ばしてくるような曲をスローでグルーヴィーなダンスで、その勢いを溜めながら響かせている。鈍い鐘の音のように。「能」もそれを継承しているのだが、真のストレートさが画面からそれを少しずつ放出させながら繋ぐ動画だ。そして「命」は転。曲調は軽快なビートに転じる。しかし、これまで蓄積された力は雪歩と言う内に力を秘める存在によってより濃く強くなっていく。そして雪歩の中で練られ深く強くなったその力は「閃」で一気に解放される。
正直なところ、この「閃」の単品公開時にこの動画にそこまでの力は感じなかった。曲に比べてその動画の印象は遥かに儚げだった気がする。しかしこのメドレーでのこの動画はそうではない。「戦」「能」「命」と蓄積され続けた力が、カタルシスとして爆発する、その信管であり、爆発をアイマス2への希望へと昇華させる基幹点だ。これを持ってこのメドレーは頂点に達する。その高さは、最早言うまでも無い。スタンディングオベイション。泣いて手を打つ一瞬だ。
そして「余興」の残響とクールダウン。見事な30分はここに結実した。放心と共に訪れる充実感。ここまでが2960Pがこのイベントで齎してくれた素晴らしいモノだった。これが30分のメドレーならばきっと20選に入れていたのだろうけれど。それだけが少し心残りな終り。

ツークンP アイドルマスター 春香「恋とマシンガン」

色調や画面分割の演出、それにタイポグラフィまでversusPっぽい演出がふんだんに盛り込まれている感じは過去作「Show Business」の系譜。ツークンPらしいふわふわのダンスでお洒落で可愛らしい春香さんが楽しめます。

ツークンP アイドルマスター 「AirGuitar」/Cymbals

長回しが段々とクセになってくる動画です。その元凶はやはりツークンP独特のふわふわとしたダンスののせ方で、ツークンPのダンスシンクロの特徴、つまり「波に乗る」ダンスと言うのがはっきりと解る動画なのかも知れません。

ヒトコトP OP

シンプルなタイポグラフィの色合いの妙。VRFで流された動画を織り込んであるのも特徴。OPらしい抑えながらもセンスの良さで期待を高ぶらせる良作。

ヒトコトP アイドルマスター サイハテ

まあ大好きな曲ではあるのですが、それにつけてもウェディング真と曲の透明感が合わさって昇華する素晴らしい動画。華やかさと切なさが同居するこの世界観と映像のシンクロが胸を震わせる。今回の新作の中では一番好みでした。★

ヒトコトP アイドルマスター ハートに火をつけて

黒薔薇寿司の単品をここで公開。暗闇にライティング、ギンガムが画面に映えて美しい。あと美希の胸のボリュームが凄い。ここのアップは良くやったのヒトコト。★