2011年最後の辞。

ニコマスが好き過ぎて生きていくのが楽しい。
アイマスMADを見始めて5年目の今年もそんな年でした。素晴らしい事です。
アイドルマスター2への不安と期待を胸に始まった今年。それはFRISKPの「Crazy」に迎えられて、我々に放たれました。

アイドルマスター2は大幅の妥協と共に受け入れられました。農民プーPは我々にセンシティブトゥーンの繊細さとは何かを「春咲小紅」で教えてくれました。

そして『Snow halation』。雪は溶け、アイドルマスター2の新しい世界がアイマスMADの世界を覆い、春を迎えた瞬間でした。


春を迎えた新しいアイマスMADの世界は、新たなプロデューサーを次々と生み出していきました。1104のPVP達の華々しい活躍を先頭に、新たな世代の象徴として世に出たのが「schwarzweiß 〜霧の向こうに繋がる世界〜」であったとしたならば、それを導く旧世代のそれは、やはり”MUSIC”と「目覚め -彼女たちの流儀-」であったでしょう。
前者はその技術の伝承者として、後者はニコ動にアイマス2への認知を迫ったヴァンパイアの結晶として、わかむら後の巨頭の標にして導として立った支柱だったかも知れません。



竜宮小町の存在は2本のフェス動画によって補完され、維持されました。不満はありましたが、それでもそれはきっと竜宮小町のアイドル達の支えになるものだったと思います。



そんな上半期を過ぎて下半期は、これまたアイドルマスターの新しい時代でした。アニマスとPS3版アイマス2と初音ミクや876組まで巻き込んだ新たな展開は少しずつ新規層を生み出しつつあるように思えます。しかし、それに比例するかのように一作品毎の再生数やマイリス数は減少の一途を辿っています。しかしそれもきっとそれに慣れた世代が育つにつれて、やはり慣れていくのかも知れません。

年末のVRFに向けてベテランプロデューサー陣が慌しい中、しょじょんPは自身の動画に一旦決算を付け、あのVRFの千早に到達しました。

一方、FRISKPはorgoneP、RidgerPを引き継ぎPostわかむらの座を確かにしたように思えます。
下半期20選はこの新しい世代の総括、と言うか総括の途上の作品によって様々に彩られるでしょう。
そういった中で、やはりこの2つの動画で今年は締めくくりたいと思います。
ありがとう、ニコマス。ありがとう、幾多のプロデューサー。ありがとう、アイドルズ。また来年も宜しくお願いします。