音と映像で遊ぶ。
大物2本で大変。あと腋千早。
黒犬さん S
順番にアイドルをプロデュースしていっている黒犬さん。春香さん4回、千早1回、貴音1回と来て美希はプロデュース2回目ですね。
歌のテンポを捉えた滑らかなダンスシンクロが美しい。イントロでダンスを無理に合わせずにステージ映像を持ってくると言う勇気は必要。序盤ではテンポが良くてダンス速度の調整をしているのか良く解りませんでしたが、多分しっかり微調整して緩急合わせてるんですかね。0:31のセカンドフレーズの入りとかあたり。どうなんでしょう。0:52-1:08のダンスが素晴らしいです。腕の振りなんかはかなり滑らかに歌に合わせていてとても美しいですね。間奏のブラーをかけた緩やかなダンスとタイポの組み合わせも研ぎ澄まされた映像。
イヌの時だけメガネが外れたように見えたり、謎めかしたような切羽詰った映像にドキドキします。ミ・・・でミキと言いそうになります。
そして間奏出口のミドルアップから2:32-のラストパートのハイグローのカタルシスへ。ただ、ゆっくりと一歩一歩を踏みしめながら昇って行く様なカタルシスがまた素晴らしい。実に印象的な美希動画でした。次の真も楽しみです。★☆
TataguP アイドルマスター 「2.O.O.S.」
まずオープニングの静止画の積み重ねと一行のタイポグラフィだけの10秒の映像センスだけで見る者をぐっと惹き付けて目を離せなくしてしまう。それだけでももう凄まじい動画です。
昨年の「iM@S UNION」を思い出すような序盤の音嵌め系MADでは、まちぼんP、TataguPで一世を風靡した音嵌め系PVの旗手の片鱗を魅せてくれます。
しかし、そこだけでも凄いのに2:00-2:02の律子のフィンガークラップを衝撃的な転換点として中盤のスタイリッシュなアニマスMADに移行していくわけですが。その中盤も音のアクセントに跳ねるような映像使いでありながらシームレスに視点を変えさせていきます。
EDクレジットとアイドル紹介クレジットで魅せるギミックからカメラフォーカスのようなデザインティックな映像で、次第に興奮をクローズしていくラストパート。流れるような5分30秒は音と映像で遊ぶ楽しさを最大限に魅せつけてくれるTataguPの、まさにVJライブでしたね。思う存分楽しませていただきました。★★
ホッペ君P アイドルマスター 「引っこ抜け」
曲調に負けない骨太のキレたダンスがベースにあって、そこから激しいカメラや早回しの演出などのアクセントを入れてきているので映像がブレない。と言う気がします。強いPVですね。カッコよかったです。★
くろよんさん iKARA@STER vol.1〜ウインター マジック〜
ダンスとG4Uの有効活用。ダンスもゆったりしていて可愛らしいですし、G4Uのピックアップも良いとこ持って来てますよね。エンコが上手いのか映像も綺麗で大満足。衣装と相まって全体的に清潔感のある綺麗なPVでした。★